オーディブルが頭に入らない4つの原因とは？おすすめの解決方法も紹介

「オーディブルで通勤や家事をしながら読書ができたら、時間が有効活用できそう！」と思って、オーディブルを使い始めたけど、全然内容が頭に入らなくて困っていませんか？

このように思われているかもしれませんが、オーディブルの使い方を少し変えるだけで解決できました！

そこで今回は、オーディブルが頭に入らない4つの理由と、おすすめの解決方法について紹介します。

確かに私も最初の頃はオーディブルの内容が全然頭に入らなかったのですが、オーディブルの使い方を工夫してみたところ、本の内容がしっかり頭に入るようになりました。

オーディブルを上手く使うことができれば、通勤や家事など、何かをしながらでも読書ができるので、隙間時間でも無駄にすることがなくなります。

オーディブルの聴く読書で隙間時間を上手く活用したい方は、ぜひ最後までお読みください。

オーディブルが頭に入らない4つの理由とは

オーディブルが頭に入らない理由は、以下の4つです。

オーディブルが頭に入らない理由

１）聴く読書に慣れていないから

オーディブルが頭に入らない理由1つ目は、「聴く読書に慣れていないから」です。

特に、紙媒体の本や電子書籍での読書に慣れている方の場合は、耳で聴く読書の内容は頭に入りにくいです。

ですが、聴くことに慣れさえすれば、次第に本の内容が頭に入ってくるようになりますよ。

そのため、まずはオーディブルをたくさん聴いてみて、聴くことに慣れましょう。

２）集中できていないから

オーディブルが頭に入らない理由2つ目は、「聴くことに集中できていないから」です。

何か別のことをしながら聴く読書をする場合は、別のことを考えてしまう環境だと頭に入りにくいです。

例えば「絶対に失敗できない、めちゃくちゃ大切なプレゼンをする日の通勤中」だったら、きっとプレゼンのことで頭がいっぱいで、ついついプレゼンのことばかり考えてしまいますよね。

他にも、スーパーで買いたい物のリストを考えている時に聴く読書をしても、買い物のことに意識を取られるので、本の内容は頭に入りません。

このように、別のことを考えてしまうような環境でオーディブルを利用しても、なかなか本の内容に集中できず、本の内容が頭に入りにくくなってしまいます。

そのため、オーディブルの聴く読書に慣れるまでは、寝る前のベッドの中などの聴くことに集中できる環境でオーディブルを利用してみるのがおすすめです。

３）聴く速度が合っていないから

オーディブルが頭に入らない理由3つ目は、「聴く速度が合っていないから」です。

なるべく早く本を聴き終わりたいからといってオーディブルの再生速度を速くしすぎると、内容を理解する前にどんどん読み進められてしまうので、頭に入りにくくなります。

いくら本を早く聴き終わったとしても、内容が頭に入っていなかったら意味がないですよね。

逆に速度が遅すぎると別のことを考え始めたりしてしまって、オーディブルに集中できなくなってしまい、内容が頭に入らなくなってしまいます。

オーディブルでは0.5〜2倍まで速度を調整できるので、まずはあなたが聴きやすい速度に調整してみてください。

読み終わる速さよりも自分が聴きやすい速度に調整することで、本の内容が頭に入りやすくなります。

４）その本を面白いと感じていないから

オーディブルが頭に入らない理由4つ目は、「その本を面白いと感じていないから」です。

特にオーディブルの聴き放題プランを利用している場合は、「とりあえず聴いてみようかな」ぐらいの軽い気持ちで本を選びがちです。

その結果、その本を面白いと感じることができないせいで、内容が頭に入ってきていない可能性があります。

自分が面白いと感じた本の場合は、自然と聴くことに集中できるのでスッと頭に入りやすいですよ。

もし聴いている本の内容が全然頭に入ってこない場合は、別の本を聴いてみるのがおすすめです。

オーディブルが頭に入らない時に試して欲しい解決策5選

オーディブルが頭に入らない時に試して欲しい解決策は、以下の5つです。

オーディブルが頭に入らない時の解決策5選

１）聴く本のジャンルを変えてみる

オーディブルが頭に入らない時の解決策1つ目は、「聴く本のジャンルを変えてみる」です。

本のジャンルによって、頭への入りやすさが全然違います。

オーディブルの聴く読書に慣れていない方におすすめのジャンルは「小説」です。

小説は、文章だけでその場面がイメージしやすいように書かれているので、聴く読書に慣れていなくても内容が頭に入りやすいです。

特に、読んだことのある小説やある程度あらすじを知っている小説だと、より頭に内容が入りやすいですよ。

まずは、知っている小説をオーディブルで聴いてみて、聴く読書に慣れることが大切です。

逆にオーディブルの聴く読書に慣れていない方におすすめできないジャンルは、「ビジネス書」などの何かを学ぶ系のジャンルの本です。

ビジネス書などには、難しい専門用語や表が出てくることも多いので、聴く読書に慣れていないと、1度聴いただけでは頭に入りにくいです。

まずは、聴くだけで頭に入りやすい小説から聴いてみて、聴く読書に慣れましょう。

２）利用する環境を見直す

オーディブルが頭に入らない時の解決策2つ目は、「利用する環境を見直す」です。

オーディブルに慣れるまでは、できるだけ聴くことに集中できる環境で利用してみてください。

何か別のことをしながらオーディブルを聴きたいなのなら、「無意識でできること」と組み合わせて利用するのがおすすめです。

無意識でできることの例

例えば、「家事」の中でも無意識でできる家事と、できない家事がありました。

私の場合は、「数日間の献立を考えながら買い物メモを作っている時」や「料理中」は、オーディブルを聴くことに集中できないので、聴く読書に慣れた今でも本の内容はほとんど頭に入りません。

ですが、掃除機や洗濯物を干す家事なら頭を使わずにできるので、オーディブルで聴いた内容が頭に入りやすくなりました。

そのため、オーディブルを利用する環境を見直して、聴くことに集中できる環境がわかれば、聴く読書でも本の内容がしっかり頭に入るようになりますよ。

３）同じ本を何度も聴く

オーディブルが頭に入らない時の解決策3つ目は、「同じ本を何度も聴く」です。

先程、「オーディブルは、小説の方がおすすめです」と紹介しましたが、「自分はオーディブルでビジネス書を読んで、スキルアップしたいんだ！」と思った方も多いと思います。

それなら、同じ本を何度も聴いてください。

本の内容が頭に入るまで何度も何度も聴くことで、イヤでも頭に入ります。

人間の脳は忘れやすいようにできているので、1度聴いただけではすぐに忘れてしまいます。

学生時代の勉強を思い出してみてください。

歴史の授業を1度聴いただけで、年号や人物名を全てを完璧に覚えられましたか？

ほとんどの方の場合、何度も教科書を読み返してから何度も問題集を解くことで、ようやく完璧に頭に入ったのではないでしょうか。

オーディブルの聴く読書も同じです。

同じ本を何度も何度も繰り返し聴くことで、自然と内容が頭に残るようになります。

何度も繰り返して聴くだけなので、誰でも簡単にできます。

オーディブルの聴く読書で何かを学びたい方は、内容が頭に入るまで同じ本を何度も繰り返して聴いてみてください。

４）ノイズキャンセリングイヤホンを使用する

オーディブルが頭に入らない時の解決策4つ目は、「ノイズキャンセリングイヤホンを使用する」です。

オーディブルで本の内容を頭にしっかり入れたいなら、絶対にイヤホンを使った方が良いです。

スマホのスピーカーで聴くより、しっかり聴くことができるので、本の内容が断然頭に入りやすくなります。

さらにノイズキャンセリング機能がついているイヤホンを使うことで、オーディブルの聴きやすさが全然違ってきますよ。

特に掃除機や食器洗いなど、別のことをしながらオーディブルで聴く読書をする時、ノイズキャンセリング機能がついているイヤホンなら音がはっきり聴こえます。

ノイズキャンセリング機能で周囲の音を遮断してオーディブルを聴くことで、聴くことに集中しやすくなりました。

その結果、内容が頭に入るようになりました。

AirPodsProのような何万円もするイヤホンじゃなくても全然良いので、ノイズキャンセリング機能が付いているイヤホンを使ってみてください。

1,000円ぐらいの安すぎるイヤホンだと、ノイズキャンセリング機能が十分じゃなかったり、音質が微妙だったりするので、できれば10,000円ぐらいで買えるイヤホンがおすすめです。

５）紙の本や電子書籍と併用する

オーディブルが頭に入らない時の解決策5つ目は、「紙の本や電子書籍と併用する」です。

どうしても聴くだけで頭に入らない場合は、紙の書籍や電子書籍と併用するのもおすすめです。

このように思われたかもしれませんが、実は、ただ本を黙読するよりも、聴く読書を併用した方が脳の負担を減らすことができます。

人は黙読をする時に、無意識に頭の中で音声に変換していることをご存知でしょうか？

これは、「音韻表象（おんいんひょうしょう）」と呼ばれてるのですが、聴く読書なら脳が文字を音声に変換する作業を代わりにやってくれるので、脳の負担が減るのです。

その結果、脳に余裕ができるので、本の内容をインプットしやすくなる、というわけです。

そのため、ビジネス書など本の内容をしっかり頭に入れたい場合は、紙の本や電子書籍で視覚から内容を入れつつ、オーディブルで聴覚からも情報をインプットするのがおすすめです。

まとめ

今回は、オーディブルが頭に入らない4つの理由と、おすすめの解決方法について紹介しました。

オーディブルが頭に入らない理由

オーディブルが頭に入らない時の解決策5選

オーディブルを使ってみて「頭に全然入らなかった…」となった時は、一度オーディブルの使い方を工夫してみてください。

意外と聴く読書に慣れていないだけかもしれませんよ。

実際にオーディブルの聴く読書に慣れるまでは「自分には、聴く読書は合わないかも…」と思っていましたが、聴き方を少し変えてみただけで、聴いた本の内容がしっかりと頭に入るようになりました。

耳からの情報だけでインプットできるようになれば、身動きが取れない満員電車の中でも読書ができるので、隙間時間を有効活用できますよ。

それに、聴く読書なら、頭の中で音声に変換する「音韻表象（おんいんひょうしょう）」をしなくて良いので、黙読するよりも脳への負担が少なくて済みますよ。

その分、情報をインプットすることに脳を集中させることができるので、慣れれば聴く読書の方がラクに感じるほどです。

ぜひあなたもオーディブルを上手く活用して、隙間時間で読書を楽しんでみてください。